結婚などで氏名や本籍地が変更に!パスポートはどうすればいいの?

 

氏名や本籍地が変わるけど、パスポートってどうすればいいんだろう。変更?それとも新規発行がいいの?知りたいな・・・。

 

こういったお悩みを解消していきます。

 

この記事でわかること

  • 結婚などで氏名・本籍地が変更になる予定がある方のパスポートの手続き方法
  • 記載事項の変更か新規発行、どちらがおすすめか

 

氏名・本籍地(都道府県)が変更になると、パスポートの内容も変更しなければなりません。しかし、新規発行、記載事項の変更どちらも可能なため、どうするか迷うと思います・・・。

今回は結婚などで氏名・本籍地(都道府県)が変更になる場合に、どうパスポートの手続きをするのがベストかを解説していきます!

 

結婚などで氏名・本籍地が変わると記載事項変更が必要

パスポートの記載内容の変更手続きは、

 

  • 氏名
  • 本籍地(都道府県)
  • 性別
  • 生年月日

 

のいずれかに変更があった場合に行ないます。そのため、例えば、『結婚して氏名と本籍地が変わった!』という場合はパスポートの記載事項変更手続きが必要となります。

ここで注意していただきたいのが、

  • 同じ都道府県内で本籍を変更した
  • 引っ越しで住所が変わった

という場合は、記載事項の変更は必要ありません。

 

ココに注意

変更先の本籍が同じ都道府県の場合、パスポートの記載事項を変更する必要はありません。本籍は都道府県名までしか記載がないためです。

 

ちなみに、変更しないと現在持っているパスポートは使用できなくなります。

 

氏名・本籍地が変更になった場合のパスポート変更方法は2つ

では具体的にどのようにパスポートの記載事項を変更するのかを解説していきます。氏名・本籍地が変わった場合の対応方法は2つあります。

 

  • 新しくパスポートを発行する
  • 記載事項を変更する

 

この2つです。

どちらでもよいのですが、それぞれ有効期限の取扱いに違いがあるので解説していきます。

 

新たにパスポートを発行する

まず新たにパスポートを作る場合からみていきましょう!ちなみに、現在パスポートを持っている場合でも、新たにパスポートを作ることができます。

もちろんパスポートを2枚もつことになるのではなく、氏名・本籍地が変わる前の古いものは処分です。

この場合は・・・

 

ココがポイント

古いパスポートの有効期限が残っていても、新しいパスポートの有効期限となります。

 

パスポートの記載事項を変更する

6,000円の手数料を払って記載事項変更の申請すれば、氏名・本籍地の変更が可能です。記載事項の変更といっていますが、新しいパスポートが発行されます。

もちろんパスポートを2枚もつことになるのではなく、氏名・本籍地が変わる前の古いものは処分です。

 

ココがポイント

有効期限は、現在持っているパスポートのものと同じになります!

 

パスポート発行、記載事項変更どちらがおすすめ?

氏名・本籍地などの変更方法は、細かくわけると3つの方法があるので、どうするか迷うと思います。こんなときは、残りの有効期限と今後の1年あたりのコストで考えるのがおすすめです!

パターン別に有効期限がどのようになるのかというと・・・

方法 有効期限
5年用パスポートを新たに発行する 新たに5年
10年用パスポートを新たに発行する 新たに10年
現在のパスポートの記載事項を変更する 現在のパスポートと同じ

 

上の表の有効期限の取扱いを考えたうえで、今後1年あたりのコストがそれぞれどのようになるかというと・・・

パターン 手数料 残りの有効期限 今後1年あたりのコスト
新しく5年用パスポートを発行する場合 11,000円 5年 2,200円
新しく10年用パスポートを発行する場合 16,000円 10年 1,600円
現在の10年用パスポートの記載事項変更 6,000円 4年 1,500円
3年 2,000円
2年 3,000円

 

すべてのパターンを網羅しているわけではありませんが、この考え方でどのパターンが一番コストが抑えられるのか確認していきましょう!

 

パスポート発行手数料

パスポート申請の種類 手数料
新規・切替発行 10年用 16,000円
5年用 申請時に12歳以上 11,000円
申請時に12歳未満 6,000円
記載事項変更 5年用・10年用 6,000円
増補 40ページ 2,500円

 

今後1年あたりのコストに着目して、新しくパスポートを発行するのがおすすめの方、記載事項の変更がおすすめの方をご紹介すると・・・

新しくパスポートを発行するのがおすすめの場合

  • 現在持っているパスポートの有効期限が少ないとき

 

例えば、現在のパスポートの有効期限まで残り1年のとき、記載事項変更に6,000円かけるよりも、新たにパスポートを作り直しすほうが手数料が低いです。

 

記載事項変更がおすすめの場合

  • パスポートの有効期限がくるまでにまだ日数がたくさんあるとき
  • 海外旅行に当面の間行かない方

 

例えば、10年用パスポートを現在持っている場合で、残りの有効期限がまだ4年もある場合、新しくパスポートを発行するよりも、記載事項を変更したほうが1年あたりのコストは抑えられます。

また、海外旅行に行ったあとしばらく行く予定がないなら、手数料が安い記載事項変更がおすすめ!有効期限が切れてしまっても、必要になったとき新しく発行すれば問題はありません。

 

パスポートの有効期限には注意が必要

記載事項を変更する場合は、変更前のパスポートの有効期限が引き継がれます!残り少ない場合は、国によっては入国できないこともあるので、特に注意が必要です。

パスポートの有効期限と入国については、以下の記事で解説していますのであわせてチェックしてみてください!

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まとめ:パスポートの氏名&本籍地の変更は確実に

今回は氏名・本籍地が変わる予定がある方のパスポートについて解説しましたがいかがだったでしょうか。

今回の記事の内容をまとめます。

 

  • 氏名・本籍地(都道府県)に変更があった場合、パスポートの手続きが必要
  • 変更方法は、新規発行と記載事項の変更の2つ
  • 現在のパスポートの有効期限が少ない場合は新規発行がおすすめ
  • 有効期限が長い場合や海外旅行に当面行かない方は、記載事項の変更がおすすめ

 

パスポートにかかる費用は馬鹿にならないので、どのようにするのがお得か必ず比較するようにしましょう。

ただ、トータル的に考えると新しく発行したほうがコスパがいい場合が多いです。そこで悩みの種になるのが、やはり5年用にするか10年用にするか、という問題。

 

パスポート費用を抑えて、節約した費用で旅行が充実させるのがおすすめ!
たかやん

 

そうするためにも、必ず5年用か10年用、今の自分の状況にあわせてどちらがお得かを比較しましょう。詳しい解説は以下の記事をご覧ください!

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