ようこそ『マイル先生のブログ』へ。
ご覧いただきありがとうございます。
この記事では、
こういった疑問にお答えします。
この記事の内容
- 陸マイラーにおけるソラチカカードの重要性【ANA派は必須です】
- 陸マイラー的ソラチカカードのデメリット
- 陸マイラーはソラチカカードのメリットを利用するだけOK
記事の信頼性
この記事を書いている私は、陸マイラー歴5年ほど。これまでソラチカカードを愛用して多くのANAマイルを貯めてきました。
ちなみに、2024年12月現在のANAマイル口座残高を公開すると以下のとおりです。
- ANAマイル:414,421マイル
しっかりとした経験をもとに、記事を書いています。
ソラチカカードとは、ANA ToMe CARD PASMO JCBのこと。ANA陸マイラーを始めようと思い、調べているとソラチカカードというキーワードが出てきます。
これからANA陸マイラーとしてマイルを貯めてみよう!という方に向けに、ソラチカカードのメリットや、なぜ必要かといった重要ポイントを徹底的に解説していきます!
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陸マイラーにおけるソラチカカードの重要性【ANA派は必須です】
重要な理由は以下のとおりです。
メトロポイント→ANAマイルへ0.9倍という高レートで移行できる
これたった一つ。このメリットがあるので、陸マイラーはソラチカカードを愛用しています。
これだけではわからないと思うので、以下の順に詳しく解説していきますね。
- ソラチカカードのメリット
- ソラチカカードのメリットの凄まじさ
- なぜANAマイルを貯める上でソラチカカードは不可欠なのか
ソラチカカードのメリット
先ほども解説しましたが、ソラチカカードにはメトロポイント→ANAマイルへ0.9倍という高レートで移行できるというメリットがあります。
一般的に他のポイントをANAマイルに交換すると、0.5~0.6倍となってしまい、目減りしてしまいます。0.9倍というのは破格の交換レートで、ソラチカカード以外にはありません。
メトロポイントとは
東京メトロのポイント制度です。ソラチカカードを利用したり、東京メトロを利用するとメトロポイントが貯まります。
ソラチカカードのメリットの凄まじさ
ソラチカカードのメリットがどれだけすごいのかを事例を交えながら解説していきます。
楽天スーパーポイント⇒ANAマイルへ交換
1ポイント1円の価値がある楽天スーパーポイントが10万ポイントあるとします。これをすべてANAマイルに交換する場合は以下の交換ルートとなります。
楽天スーパーポイント⇒ANAマイル
交換レートは0.5倍であるため、半分の5万ANAマイルになります。
メトロポイント⇒ANAマイルへ交換
同じく1ポイント1円の価値があるメトロポイントが、10万メトロポイントがある場合を考えます。交換ルートは以下のとおりです。
メトロポイント⇒ANAマイル
ここで先ほど解説したメリット『メトロポイント⇒ANAマイルへ0.9倍という高レートで移行できる』が活躍します。
交換レートは0.9倍であるため、9万ANAマイルになります。
なぜANAマイルを貯める上でソラチカカードは不可欠なのか
ここまでソラチカカードのメリットとそのすごさについて解説したので、なぜANAマイルを貯める上でソラチカカードが不可欠な理由を解説していきます。
まずは陸マイラーの基本のマイルの貯め方をおさらいしておきます。
ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換する
この貯め方。これをメインにする理由は、ポイントサイトのポイントは簡単にかつ大量に貯めることができるからです。
このあたりは、【衝撃】陸マイラー的マイルの貯め方【1年で20万マイルOK】の記事で詳しく解説しているのでよろしければご一緒にどうぞ。
陸マイラーが愛用するポイントサイト『ハピタス』の例で解説していきますね。
ハピタスのポイントが先ほどと同じく10万ポイントあるとします。
ソラチカカードを使わない場合
交換ルートは以下のようになります。(代表例です。)
ハピタス⇒楽天スーパーポイント⇒ANAマイル
これだと交換倍率は0.5倍になるので、5万ANAマイルにしかなりません。
ソラチカカードが使う場合
交換ルートは以下のようになります。(代表例です。)
ハピタス⇒PeX⇒Gポイント⇒LINEポイント⇒メトロポイント⇒ANAマイル
この交換ルートを使えば0.81倍でANAマイルに交換できるので、81,000マイルです。
0.81倍となっているのは、
- LINEポイント⇒メトロポイント:0.9倍
- メトロポイント⇒ANAマイル:0.9倍
なので、0.9×0.9=0.81倍となっています。これがいわゆるソラチカルート。
ソラチカルートの解説は少々ややこしいなので、詳しくは陸マイラー理解必須のLINEポイントルートとは【かなり複雑です】の記事をご覧ください。
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陸マイラー理解必須のLINEポイントルートとは【かなり複雑です】
陸マイラーが使うLINEルートってなんだろう。効率的にマイルに変えるために必要らしいけど、具体的にどんなルートなのかなぁ。 こういった疑問にお答えします。 こ ...
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ハピタスのことをもっと詳しく
話をもとに戻します。同じ10万ポイントが、
- 50,000マイルになる
- 81,000マイルになる
この2つでは、価値が全然違いますね。2つの差3万マイル+あと少しマイルを貯めれば、ハワイへの往復特典航空券に交換可能です。
ポイントサイトで貯めたポイントを、0.81倍という破格の交換レートでANAマイルに交換できる
このメリットこそANAマイルを貯める上でソラチカカードが不可欠な理由です。
陸マイラー的ソラチカカードのデメリット
メトロポイントを0.9倍でANAマイルに交換できるという圧倒的メリットがありますが、いいことばかりではなく、不便な点がもいくつかあります。
陸マイラー的なデメリットは以下のとおりです。
- ANAマイルへの交換に必要な期間が長い
- 月に移行できるメトロポイントに上限がある
ANAマイルへの交換に必要な期間が長い
メトロポイント⇒ANAマイルの交換期間はかなり長いです・・・。申請して忘れたころに交換が完了します。
交換期間とは、ANAマイルへの交換申請を行ってから実際にANAマイルが積算されるまでの期間です。
具体例
代表的な交換ルート「ハピタス⇒ANAマイル」の場合、ポイ探を使ってどれくらいの交換期間となるのか調べてみると以下のとおりとなりました。
なんと合計約185日、約6か月もかかることがわかります。
交換のスピードは遅いですが、ルールなので仕方ありません・・・。忘れずに毎月交換申請しましょう。
ポイ探については、賢い「ポイ探」の使い方とは?陸マイラーが徹底的に解説します!の記事で解説していますのであわせてチェックしてみてください。
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賢い「ポイ探」の使い方とは?陸マイラーが徹底的に解説します!
ようこそ『マイル先生のブログ』へ。 ご覧いただきありがとうございます! この記事では、 ポイ探ってどうやって使うんだろう。陸マイラーを始めてポイントがたくさん貯まってきた。どの交換ルート ...
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月に交換できるメトロポイントに上限がある
メトロポイント⇒ANAマイルの交換には月の上限があり、20,000メトロポイントまでしか移行できません。
ANAマイルにすると月に18,000マイルなので、年間の上限は以下のとおりとなります。
18,000×12=216,000
このようにソラチカルートだけで貯められるANAマイルは年間216,000マイルが上限です。
参考
陸マイラーブログで『年間20万マイル貯めた』『年間216,000マイル貯める方法』などと解説されているのは、この交換上限があるからです。
ちなみに陸マイラーブログでは『毎年20万マイル貯められる』と解説されますが、実際はかなり難しいです。
このあたりは陸マイラーの悲しい現実とは?【明るい未来もあります】の記事で解説しているのでよろしければご一緒にご覧ください。
陸マイラーはソラチカカードのメリットを利用するだけOK
理由は以下のとおりです。
- 基本的スペックがよくない
- 利用ではあまりポイントが貯まらない
そのため、ポイント交換用のクレジットカードとして利用する、つまり『メトロポイント⇒ANAマイルが0.9倍』というメリットのみを利用するということ。
具体的に解説していきますね。
基本的なスペックがよくない
ソラチカカードの基本データをまとめると以下のとおりです。
年会費 | 初年度無料で2年目以降2,000円(税別) |
家族カード年会費 | 1,000円(税別) |
国際ブランド | JCB |
マイル還元率 | 基本0.5~1%(年間決済額に応じ翌年最大1.225%) |
マイル移行手数料 | 年間5,000円(税別)※マイル還元率1%の場合必要 |
電子マネー | PASMO(オートチャージ機能付、定期券搭載可)、QUIC Pay、PiTaPa |
東京メトロ乗車ポイント | 平日5メトロポイント / 休日15メトロポイント |
東京メトロ電子マネーポイント | 自販機100円=1メトロポイント / 店舗200円=1メトロポイント |
海外旅行傷害保険 | 死亡後遺障害1,000万円 / 傷害・疾病治療 0円 |
その他 | ETCカード(年会費無料)、プラスEX を追加可能 |
正直、年会費やマイル移行手数料がかかる上、還元率も高くないのでクレジットカードとしてはあまり充実していません。
さらに注意すべきポイントは海外旅行保険。利用する場合、傷害・疾病治療が0円というのは使いものになりません。
利用ではあまりポイントが貯まらない
ソラチカカードの利用で貯まるポイントは以下のとおりです。
- クレジットカード決済⇒JCBのOkiDokiポイント
- 東京メトロ乗車⇒メトロポイント
まず、クレジットカード決済用には不向きです。
OkiDokiポイントをANAマイルにマイル還元率1%で移行しようとすると、年間5,000円(税抜)もの移行手数料がかかるからです。
メトロポイントも大して貯まりません。 東京メトロの乗車で貯まるポイントは、平日5メトロポイント / 休日15メトロポイントです。
ここで注意していただきたいのが・・・
と思い発行しないのはもったいないという点。
あくまでもメトロポイント⇒ANAマイルの中継として使うのがベストなので、カード自体を使う必要は全くありません。
- 決済に使わなくていい
- 東京メトロに乗るのにも使わなくていい
- ポイントの中継としてのみ使えばいい
このように、ただ年会費を払い保有するだけでOKです。
まとめ:ANA陸マイラーならソラチカカードは必須
今回の記事のポイントをまとめます。
- ANA陸マイラーにとってソラチカカードは必要不可欠
- ソラチカカードのデメリットは『交換期間』『交換上限』
- ソラチカカードはただ保有するだけでOK
この3つです。陸マイラーとして大量のANAマイルを貯めるには、
- ポイントサイトでポイントを貯める
- 貯めたポイントをANAマイルに交換する
これを意識することが大切。ソラチカカードを活用することで0.81倍という圧倒的な交換レートが実現できます。
ただ、この貯め方だけではANA陸マイラーとしては不十分。ソラチカカードの重要性を理解したあとは、ANAマイルを貯めるのが基本を学ぶのが正解です。
これで、漏れなくANAマイルを貯められるようになります。
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