こうお悩みの方に向け、書いています。
JALマイルの使い方はいろいろ。正直、何に使えるのかわからないですよね・・・。あと、どの使い方がおすすめなのかも知りたい。
そこで今回は、JALマイルの使い方とお得でおすすめな使い方をサクッと解説します!
この記事でわかること
- JALマイルの使い方まとめ
- JALマイルのお得でおすすめな使い方
記事の信頼性
この記事を書いている私は、JALマイルを貯めはじめて5年。JALのことをたくさん調べた経験があります。ちなみに、2024年10月現在のJALマイル口座残高を公開すると・・・
- JALマイル:237,467マイル
しっかりとした実績をつくって、記事を書いています。
この記事は5分で読み終わります。
JALマイルの使い方がマスターできるのでぜひご覧ください。
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JALマイルの使い方まとめ
まずは、JALマイルの使い方を一覧でまとめておきます。
- 国際線特典航空券【お得な交換先】
- 国内線特典航空券【お得な交換先】
- e JALポイント
- どこかにマイル【お得な交換先】
- アップグレード
- 提携ポイント
- JALクーポン
- JALミニマイル
- 換金
上記のとおり。多いですが、メリハリをつけて解説していきます。
一番代表的なものでいうと特典航空券。もちろん特典航空券の他にもたくさんの使い方があります。以下の表にまとめておきます。
JALマイルの使い方一覧
特典 | 必要マイル数 | 内容 |
JAL国際線特典航空券 | 片道7,500~ 往復 11,000~ | JAL国際線の特典航空券 |
提携航空会社特典航空券 | 往復20,000~ | 提携航空会社の特典航空券 |
JALグループ国内線特典航空券 | 片道5,000~ 往復9,500~ | JAL国内線の特典航空券 |
どこかにマイル | 往復6,000 | JAL国内線の特典航空券(行き先おまかせ) |
e JALポイント | 10,000 | 航空券購入代金などに充当できる電子クーポン 15,000円分 |
JALクーポン | 10,000 | 航空券、ツアー旅行、ホテルで使えるクーポン 12,000円分 |
国内線クラスJ-eクーポン | 3,000 | 2区間分のクラスJにアップグレード |
JAL国際線アップグレード | 片道 7,000~ | JAL国際線の座席のアップグレード |
提携先ポイントへの交換 | 3,000~ | Pontaなどの他社ポイントに交換 |
JALミニマイル | 2,000~ | ギフトやクーポンに交換 |
JALチャリティマイル | 500~ | マイルでのチャリティ |
JALネクストアスリートマイル | 2,000~ | マイルでアスリートを応援 |
換金 | 10,000~ | 現金に交換 |
JALマイルの使い方を理解する前に、『有効期限』もマスターするのがおすすめ!そもそも期限内に使わないと意味がないので。
JALマイルの有効期限のことは、JALマイルの有効期限と延長する方法【期限が切れそうな方へ】の記事で詳しく解説しているのであわせてご活用ください。
国際線特典航空券で使う【お得な交換先】
マイルを使って国際線の飛行機に乗ることができます。航空券を購入するのではなく、マイルを使います。
JALマイルを使うならこの方法が一番おすすめ。理由は簡単で、1マイルが効率的に使えるからです。(→つぎの大項目で詳しく解説します)
交換に必要なマイル数
15,000マイル~です。ただし、必要マイル数が少なくなるディスカウントマイルやJALカード割引なども用意されています。
- ディスカウントマイル → 決められた路線と時期に限り、最大15,000マイル割引
- JALカード割引 → JALカード保有者はディスカウントマイルよりもさらに1,000マイル割引
- 曜日限定特典 → ファーストクラス・ビジネスクラス限定で出発曜日によって最大40,000マイル割引
基本的には目的地と利用クラスで通常期のマイル数が決まります。必要マイル数をまとめると以下のとおり。
必要マイル数一覧
路線/クラス | エコノミー | プレミアムエコノミー | ビジネス | ファースト |
韓国 | 15,000 | ─ | 36,000 | 60,000 |
中国・台湾等 | 20,000 | 30,000 | 48,000 | 72,000 |
タイ・シンガポール等 | 35,000 | 50,000 | 80,000 | 100,000 |
北米 | 50,000 | 65,000 | 100,000 | 140,000 |
ハワイ | 40,000 | 60,000 | 80,000 | 100,000 |
オーストラリア | 40,000 | 50,000 | 80,000 | 100,000 |
ヨーロッパ | 55,000 | 70,000 | 110,000 | 160,000 |
ココがポイント
JALが決めた期間・区間だけが対象になりますが、うまく利用すれば使うマイルをググっ減らすことができます。
JALカードを持っていればさらに割引があるので、マイルを貯めるなら持っておくのがベスト。以下の記事で詳しく解説しているのであわせてチェックしてみてください。
-
【2020版】マイルが貯まるJALカード全30種類を徹底解説
何十種類もあるJALカード。 普通カード、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、プラチナカードがあって、さらに国際ブランド別に何種類も・・・。 本音を言うと、 JALカードって ...
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JAL国際線特典航空券PLUS
2018年12月から導入されたJAL国際線特典航空券の新ルールです。
これまで
設定されている特典航空券用の席が満席になると、キャンセル待ちとなり予約が確定できなかった。
新ルール
設定されている特典航空券用の席が満席となった場合も、追加でマイルを使うことで特典航空券が予約できるようになった。
追加で必要となるマイルは、普通の航空券の残席数によって変動します。
- 残席が多い⇒追加で必要なマイル数が少なく済む
- 残席が少ない⇒追加で必要なマイル数が多い
ただし、どっちにしろ追加で必要なマイル数は多いです・・・。通常のマイル数よりも多く使ってまで利用するか、正直微妙。
コレがおすすめ
特典航空券は、早め早めの予約がベストです。
国内線特典航空券で使う【お得な交換先】
マイルは、国内線特典航空券にも交換できます。国際線に続き2番目のおすすめ。理由は同じで、マイルをお得に使うことができるから。
交換に必要なマイル数
6,000マイル~です。ただし、国際線と同様に、ディスカウントマイルやJALカード割引なども用意されています。
どのくらいマイルが必要か代表例を以下にまとめてみました。
路線 | 往復(片道) | ディスカウントマイル往復(片道) |
東京⇔大阪 | 12,000(6,000) | 10,000(5,000) |
東京⇔札幌 | 15,000(7,500) | 12,000(6,000) |
東京⇔福岡 | 15,000(7,500) | 12,000(6,000) |
東京⇔沖縄 | 15,000(7,500) | 12,000(6,000) |
大阪⇔沖縄 | 15,000(7,500) | 12,000(6,000) |
大阪⇔札幌 | 15,000(7,500) | 12,000(6,000) |
ちなみに、クラスJと呼ばれるちょっと広い席は1区間2,000マイル追加すると利用できます。
e JALポイントに交換して使う
マイルは、e JALポイントへの交換に使うことができます。e JALポイントとは、JAL国内線・国際線、JALパックなどの支払いに使える電子クーポンのこと。
e JALポイントの詳細は、e JALポイントとは?その全貌を解説します【知らないと損です】の記事で解説しているのでよろしければご一緒にどうぞ。
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e JALポイントとは?その全貌を解説します【知らないと損です】
ようこそ『マイル先生のブログ』へ。 ご覧いただきありがとうございます。 運営者のたかやん(@milesensei33)です。 この記事は、 e JALポイントとはいったいなんだろう。基本 ...
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交換に必要なマイル数
5,000マイル~です。5,000マイル=5,000ポイント(5,000円相当)、10,000マイル=15,000ポイント(15,000円相当)となります。
どこかにマイルで使う【お得な交換先】
どこかにマイルという比較的新しい仕組みでとってもお得に使えます。
どこかにマイルとは、
- JAL国内線特典航空券の仕組み
- 往復6,000マイルで日本のどこかに行けるという新しいマイル特典
往復6,000マイルという格安な設定が魅力的。日本のどこかに行けるというちょっと変わった特典航空券です。
>>関連記事:JALのどこかにマイルとは【結論、お得な特典航空券の仕組みです】
交換に必要なマイル数
6,000マイルです。国内線往復(通常期)は12,000マイル必要ですが、半分のマイルで交換できます。
アップグレードで使う
座席をアップグレードしたいときにマイルが使えます。
例えば、国際線エコノミークラスをビジネスクラスに変更したいときです。この2つの差は歴然で、快適さが全然違うので、贅沢したいときに使えます。
交換に必要なマイル数
9,000マイル~です。ただし、ディスカウントキャンペーンで、さらに少なくなることもあります。
具体的にどのくらいマイルが必要かみていきましょう。
日本とヨーロッパの便の場合だと、エコノミークラスからアップグレードするときに必要なマイル数は以下の通りです。
クラス | 必要マイル数 |
プレミアムエコノミークラス | 20,000マイル |
ビジネスクラス | 33,000マイル |
ファーストクラス | 48,000マイル |
エコノミークラスの料金+33,000マイルでビジネスクラスが利用できるので、一見するとかなりお得な特典のようにも思えます。
アップグレード対象のエコノミークラス運賃だと普通運賃に近い料金が必要であるため、お得な交換方法ではありません。
提携ポイントへの交換で使う
提携ポイントへの交換も可能です。この使い方の良さは、dポイントやPontaポイントなど汎用性が高いポイントに交換できるという点。
交換先ポイント例
交換先 | 必要マイル数 | 交換後 |
WAON | 10,000 | 10,000円 |
dポイント | 10,000 | 10,000ポイント |
Pontaポイント | 3,000~9,000(1,000ポイント単位) | 1マイル=0.5ポイント |
10,000 | 10,000ポイント | |
Amazonギフト券 | 10,000 | 10,000円 |
モスカード | 10,000 | 10,000円 |
しかし、10,000マイルでも、1マイル=1円程度の価値にしかならないため、正直お得感はほぼないです。マイルの期限が迫り、やむなく交換するといったところです。
交換に必要なマイル数
3,000マイル~
JALクーポンに交換して使う
JALクーポンとは、JAL国内線・国際線、JALパック、ホテルニッコーなどのホテル宿泊、成田・羽田空港の免税店で使えるクーポン券です。
交換に必要なマイル数
10,000マイル
10,000マイルが12,000円分のクーポンに交換でき、有効期限13か月となります。宿泊や免税店での利用でなければ、交換比率が良いe JALポイントのほうが断然お得。
JALミニマイルに交換して使う
JALミニマイルとは、少ないマイル数からでも交換できる特典のことです。基本的には、2,000マイル以上で交換可能となります。
月によって交換できる特典が変更されるので、いろいろな特典が楽しめます。
ココに注意
JALミニマイルは、1か月の申し込み件数に上限があります。限定数に達した場合は、受付終了となるのでご注意を。
換金する
マイルを現金に交換することで、有効期限なく自由に使うことが可能です。ただし、少々手間がかかります。
具体的には、JR九州が発行するクレジットカード『JMB JQ SUGOCA』を利用します。(※このカードの詳細は【公式】JMB JQ SUGOCAをご覧ください。)
交換ルート
交換ルートは上記の感じですが、ちょっとわかりにくいですよね・・・。
具体的に解説すると、マイルを換金は以下の3つの手順で行います。
- マイルをJRキューポに交換
- JRキューポをGポイントに交換
- Gポイントを銀行口座に出金
この3つだけ見るとなんだか難しそうなイメージ。
って感じだと思います。具体的な換金方法は、【簡単】マイルを換金する3つの手順【ANAもJALも現金化OK】の記事で詳しく解説しています。
JALマイルのお得でおすすめな使い方
JALマイルの使い方でおすすめは以下のとおり。
- 国際線特典航空券で使う
- 国内線特典航空券で使う
- e JALポイントで使う
- どこかにマイルで使う
この4つさえ覚えておけばOK。あとの交換先はあまりおすすめできません。おすすめの理由を具体的に解説していきます。
国際線特典航空券はお得でおすすめな使い方
JALマイルを使うなら国際線特典航空券がおすすめです。
理由は以下のとおり。
- マイルの価値が高まりお得感が増す
- 旅費が抑えられる
- ビジネス・ファーストクラスの特典航空券にも使える
特にお得なのが、ビジネスやファーストクラスの国際線特典航空券に使う方法。この使い方をすると1マイルの価値は、約4円~10円以上に跳ね上がります。
>>関連記事:マイルの価値とは?(※内容はANAですが、JALでも同様です)
国内線特典航空券はお得でおすすめな使い方
国内線特典航空券でマイルを使う方法もおすすめ。
理由は以下のとおりです。
- 国際線より必要マイル数が少ない
- 直前でも空席が見つかりやすい
- 予約開始が2か月前で予定が立てやすい
お得度は国際線特典航空券と比べると落ちてしまいますが、必要なマイルが短い期間で貯まるので、国内旅行に行ける回数が増えます。
また、搭乗の4日前まで予約可能で、直前でも空席が見つかりやすいです。
e JALポイントはお得でおすすめな使い方
e JALポイントにマイルを交換するのもおすすめです。
- マイルの有効期限が切れそうなときに交換できる
- 特典航空券の空席がなくても一般の空席があれば使える
- e JALポイントは実質無期限で使うことができる
ただ、1マイル=1.5ポイント=1.5円の価値となるので、国際線・国内線特典航空券と比べもかなりお得感は減ります。
そのため、e JALポイントに交換するのは以下のときに絞るのが得策です。
- 有効期限3年が切れそうな時
- 特典航空券に空席がなく予約できない時
このあたりは、e JALポイントの貯め方と使い方【わかりやすく解説します】の記事で解説しています。
また、e JALポイントなら実質無期限で使うことが可能です。なぜなら、交換するたびごとに有効期限が約1年間延長されるから。
このあたりは、e JALポイントの有効期限とは【実質無期限にすることも可能】の記事で詳しく解説しているのでよろしければご一緒にどうぞ。
-
e JALポイントの有効期限まとめ【実質無期限にすることも可能】
e JALポイントの有効期限っていったいどれくらいあるのかな。 こういった疑問にお答えします。 この記事でわかること e JALポイントの有効期限まとめ e ...
続きを見る
どこかにマイルはお得でおすすめな使い方
JALならではの国内線特典航空券の制度、どこかにマイルで使う方法もおすすめです。
理由は以下のとおりです。
- 必要なマイル数が少ない
正直なところ、JALならこれが一番お得かもしれません。理由は、たった6,000マイルで往復航空券に交換できるからです。
必要なマイルが短い期間で貯まるので、国内旅行に行ける回数も増えます。
どこかにマイルを家族旅行などで使うときに覚えておきたいのが、本人以外の同行者がいる場合はちょっと注意が必要なこと。
- 同行者自身がマイルの引き落としをする必要がある
- 座席が必要な幼児は利用できない
など。
このあたりは、JALどこかにマイルで予約できる同行者まとめ【家族や友人もOK】の記事で詳しく解説しています。
同行者もまとめて旅行に行けるとお得なのでぜひチェックしおきましょう!
特に、沖縄あたりに行けると本当にお得!通常『東京⇔沖縄』の特典航空券を取るには『往復15,000マイル』必要です。
ただ、どこかにマイルで沖縄に行くにはちょっとしたコツが必要です。詳しくは【公開】どこかにマイルで沖縄に行く方法【誰でも高確率で行けます】の記事で解説しています。
一方でデメリットがあるため、すべての方におすすめできるわけではありません。
デメリット
- 発着空港が限られている
- 直前までどこに行けるか確定せず、ミステリーツアー的な要素がある
- キャンセルができない
やっかいなのがキャンセルができないところ。予約したのにいけなくなってしまった場合、使ったマイルは戻ってきません。
これらのデメリットへの対策は、以下の記事にまとめたのでご活用ください。
>>【関連記事】JALどこかにマイルを攻略する3つの手順【簡単にできますよ】
>>【関連記事】JALどこかにマイルの予約で失敗しないための7つの注意点とは?
>>【関連記事】JALどこかにマイルのキャンセルと対策方法【行きたくない方へ】
【おまけ】JALマイレージバンクの解説リンク集
全12回に渡ってJALマイルのことや、JALカード、上級会員制度などについて解説しています。
JALマイルを貯めたい!使いたい!と思った時にまず読んでもらいたい記事をまとめているので、ぜひご活用ください。
まとめ:JALマイルは特典航空券で使うのがおすすめな使い方
最後に、まとめです。
- JALマイルを使う方法はさまざま
- お得にJALマイルを使う方法は「特典航空券」への交換
- 全然お得感のない交換先も多数存在する
数多くある使い方ですが、一番お得感があるのは国際線特典航空券。特に、ビジネスクラス・ファーストクラスに交換できれば、1マイルの価値が、約4〜10円以上になることもあります。
なんとしても国際線特典航空券に交換したいところですが、若干のデメリットが、交換必要なマイル数が多いこと。そのため、つぎはJALマイルの貯め方をマスターするのがおすすめです。
交換に必要なJALマイルを貯めるために読む記事
-
JALマイルの貯め方まとめ【基礎からすべてを知りたい方向けです】
JALマイルの貯め方がわからない。貯め方を教えてほしい。こうお悩みではないでしょうか?この記事では、JALマイルを貯める方法、さらにおすすめの貯め方まで詳しく解説!JALマイルを貯めたい方必見です。
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上記の記事でJALマイルの貯め方をまとめています。
おすすめの貯め方も解説しているのでぜひご覧ください。