海外旅行保険とは?補償項目や内容を把握しよう!

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初めて海外旅行で保険に入ろうか検討中!でも、そもそも海外旅行保険って?どんな補償内容があるんだろう。
海外旅行保険について詳しく知りたいんだけど・・・。

 

この悩み、解決します!

 

この記事の内容

  • 海外旅行に安心を!海外旅行保険とは?
  • 海外旅行保険の補償項目や内容について詳しく解説

海外旅行保険とは、外国を旅行中にトラブルや事故に遭遇したとき、負ってしまった責任(金銭)について補償してくれる保険のこと。海外旅行に行くときには必須ですね!

 

となると、海外旅行への加入を考える上で、そもそもどんな補償項目があるのか、内容などんなものかなどは、事前に持っておきたい知識です!そのあたりを詳しく解説していきます!

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海外旅行を安心に!海外旅行保険とは?

まずは海外旅行保険ってなんなの?というところから解説していきます。海外旅行保険とは・・・

 

外国を旅行中にトラブルや事故に遭遇したとき、負ってしまった責任(金銭)について補償してくれる保険

のことです。ケガの補償だけでなく、病気の補償、物の盗難や破損の補償など、海外旅行中に起こると怖い各種リスクに対応した保険です!

 

海外旅行保険の主な補償項目と内容をざっと一覧でみていきましょう。

 

補償項目 内容
疾病治療費用 病気で病院にかかった場合の治療費を補償
傷害治療費用 ケガで病院にかかった場合の治療費を補償
救援者費用  旅先でケガや病気で入院し、日本から家族などを呼び寄せた場合、その交通費や滞在費などを補償
傷害死亡・後遺障害 ケガで死亡または後遺障害を負った場合に補償
疾病死亡・後遺障害 病気で死亡または後遺障害を負った場合に補償
個人賠償責任 誤って他人の身体や物を傷つけてしまった場合、その損害賠償金を補償
携行品損害  スマホ、カメラなど身の回りの物が盗難に遭ったり壊れたりした場合に補償
航空機寄託手荷物遅延費用  手荷物の到着が遅れたために身の回り品を購入した場合、その費用を補償
航空機遅延費用  飛行機が遅れたために宿泊代や食事代がかかった場合、その自己負担分を補償
偶然事故対応費用 偶然の事故に巻き込まれたために別途自己負担した費用を補償

いかがでしょうか?ざっと主な項目と概要を一覧にしましたが、ケガや病気、物の盗難や破損、航空機のトラブルなど、海外旅行に関わるさまざまなリスクを対象に補償してくれるのがわかります!

 

海外旅行保険でカバーしてくれる旅行者への補償内容

海外旅行保険の概要を解説したので、次は具体的にどんな補償をしてくれるのか、主な内容を解説していきます!まずは、旅行者に関する補償からです。

 

疾病・傷害治療費用

まずは海外旅行保険で1番重要な疾病・傷害治療費用について。疾病・傷害治療費用の補償内容は・・・

 

海外旅行先で、病気やケガをしてしまった場合に、かかった治療費を補償してくれる

というものです。保険会社の調査でも、海外旅行保険のなかで最も請求が多いのが病気やケガに関するトラブルとなっています。

 

  • 長旅の疲れからか、気候の変化や飲食物の違いなどで体調を崩してしまう
  • また慣れない環境のため、転んで怪我をしてしまう

こういった方は意外と多いようです。そうなると病院に行く必要がでてきますが、海外の医療事情は日本と異なる上、健康保険も使えません・・・。なので、救急車を呼んだだけでも何万円、少し入院しただけで何百万、それに手術も行うとさらに何百万円もかかってしまいます・・・。

 

ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データから抜粋して事例をご紹介すると・・・

 

国・都市 事故の内容 治療・救援費用
ハワイ ホノルル空港到着後に発熱があり受診。肺炎・敗血症と診断され9日間入院。家族が駆けつける。 897万円
ハワイ ディナークルーズで食事を喉に詰まらせ救急車で搬送。食物の誤嚥と診断され3日間入院。家族が駆けつける。 372万円
アメリカ 体のだるさを訴え受診。くも膜下出血と診断され19日間入院・手術。家族が駆けつける。 2,528万円
アメリカ 発熱・咳の症状で受診。肺炎と診断され8日間入院。 683万円
シンガポール クルーズ中に嘔吐・吐血、下船し救急車で搬送。胃炎と診断され7日間入院。家族が駆けつける 440万円
オーストラリア レストランで転倒し腰を強打。大腿骨頸部骨折と診断され12日間入院・手術。家族が駆けつける看護師が付き添い医療搬送 388万円
タイ スピードボードに乗船中に転倒し、腰を強打。大腿骨頸部骨折と診断され8日間入院・手術。看護師が付き添い医療搬送。 327万円

これらはすべて実際にあった事例です。ケガや病気の治療にかかった費用以外も含まれた金額(実際に支払われた金額)ですが、治療費だけで、3~7日間の入院でも400万円前後の費用が発生することもあります。

 

アメリカの事例は2,528万円です・・・高すぎますね。

 

たかやん
海外旅行保険に入ってなくて、2,528万円の負担が発生してしまった・・・。

もしそうなってしまったら人生が狂ってしまうほどです。なので疾病・傷害治療費用は海外旅行保険の最重要項目です!

 

救援者費用

次は救援者費用補償です!救援者費用の補償内容をざっくりと言うと・・・

 

病気に伴って発生した輸送費などの付帯費用を補償してくれる

というものです。これも海外旅行保険の中で重要な補償。外国で入院することになった場合・・・

 

  • 配偶者や親族などが駆けつけるときの渡航費用や滞在費
  • 医師・看護師付き添いでのチャーター機による搬送費
  • 病気を患った状態で日本まで帰国することになったときの搬送費

などが救援者費用にあたります。これもたくさんの費用負担が発生する場合があるので、甘くみていてはいけません!

 

傷害死亡・後遺障害

次は、傷害死亡・後遺障害に関する補償。どんな補償内容かというと・・・

 

ケガで死亡または後遺障害を負った場合に補償してくれる

というものです。例えばどんなものがあるかというと・・・

 

  • 交通事故に遭遇し、死亡してしまった
  • 海外でのスキー中に転倒して骨折、身体がマヒする後遺症を負った

といった場合などの補償をしてくれます。故意や重大な過失がある場合は補償されないことがほとんどです!

 

疾病死亡・後遺障害

疾病死亡・後遺障害についてみていきましょう!どういった補償かというと・・・

 

病気で死亡または後遺障害を負った場合の補償

です!例えばどんな場合が当てはまるかというと・・・

 

  • 海外旅行中に肺炎になり、病院で治療を受けたが死亡してしまった
  • 海外旅行中に心不全となり、病院で治療を受けたが死亡してしまった

といった場合などの補償をしてくれます。 これも故意や重大な過失がある場合は補償されないことなほとんどです!

 

海外旅行保険でカバーしてくれる他者・物への補償内容

次に、旅行者が他者に与えてしまった被害や、自分の所有物への被害の補償を解説していきます!

 

個人賠償責任

個人賠償責任に関する補償です。どういった補償かを解説していきます。

 

他人の身体を傷つけてしまったり、他人のものを破損させてしまったりして、賠償責任を負った時の補償

です!これも何かあった時は高額になる可能性があります。 具体例と実際にかかった金額を損保ジャパン日本興亜のサイトからご紹介します。

 

国・都市 事故の内容 賠償費用
フランス ホテルでバスタブのお湯をあふれさせ、階下と周囲の部屋が使用できなくなったことで、ホテル側から損害の賠償を求められた。 1,200万円
インドネシア 椅子の上に置いてあった他の旅行客のカメラとコンピュータを落としてしまい破損。損害の賠償を求められた 10万円

調べる限りだと、このホテルのバスタブの例が1番高額です。思わぬ高額請求になってしまうこともあるので、見逃せない補償項目ですね!

 

携行品損害

ここまで主に人に対する補償をみてきましたが、次は治療や救援費用に次いで多い自分の持ち物に関するトラブルです!どういった補償かというと・・・

 

カメラ、スマホ、時計などの持ち物の紛失や盗難を補償してくれます

海外旅行先では、物をなくしたり盗難にあったりする確率は日本よりも格段に高いです。この補償があるととっても安心ですね!しかし、注意点もあります。

 

  • 故意や重大な過失がある場合は補償してくれない
  • コンタクトレンズやクレジットカードなど普段もっていそうな身の回り品が補償対象外である場合が多い
  • 持ち物1つあたり10万円など、支払限度が設けられている場合が多い

補償の内容をしっかりと確認しておきましょう!

 

海外旅行保険でカバーしてくれるその他の補償内容

最後に、旅行者、他者、物への補償以外のその他の補償について解説していきます!

 

航空機寄託手荷物遅延費用

次は、航空機寄託手荷物遅延費用について解説していきます!どんな補償かというと・・・

 

いわゆるロスドバゲージに対する補償

ということができます。航空会社に預けた手荷物の到着が遅れ、身の回り物を購入した場合、その費用を補償してくれます。

 

具体例

出発時に航空会社に預けた手荷物が、航空会社の手違いで別の場所に送られてしまい、やむを得ず衣類などを購入した場合

この補償は、「何時間以上到着が遅れたか」が条件だったり、「10万円まで」といった上限がある場合がほとんど!必ず事前にどこまで補償されるのか、条件はなにかなどを確認しておきましょう。

 

航空機遅延費用

航空機遅延費用に関する補償とは・・・

 

飛行機が遅れたために宿泊代や食事代がかかった場合の補償

となります。宿泊代や食事代の自己負担分を補償してくれます!

 

具体例

搭乗予定の飛行機が欠航になってしまい、現地にもう一泊しなければならなくなり宿泊代が発生した場合

この補償も欠航、「何時間以上の遅れ」などの条件や、1回の事故につき「2万円まで」といった上限があることがほとんどです!

 

偶然事故変更費用

最後に偶然事故変更費用について解説していきます。どういった補償かというと・・・

 

海外旅行中の予期せぬ偶然な事故やトラブルにより発生した交通費や宿泊費の負担をカバーする補償

です!

 

具体例

空港行きのバスがトラブルで運休してしまい、慌ててタクシーで空港まで向かったが、予約便には間に合わず1泊することになってしまったといった場合

負担した交通費、宿泊費、食費、通信費、各種サービス取消費用などが補償されます!

 

まとめ

ここまで海外旅行保険について解説してきましたがいかがだったでしょうか。海外旅行保険は海外旅行で発生しうるリスクを総合的に補償してくれます!

 

主な補償項目と内容をまとめると・・・

+ 主な補償項目と内容(クリックすると表示されます)

補償項目 内容
疾病治療費用 病気で病院にかかった場合の治療費を補償
傷害治療費用 ケガで病院にかかった場合の治療費を補償
救援者費用  旅先でケガや病気で入院し、日本から家族などを呼び寄せた場合、その交通費や滞在費などを補償
傷害死亡・後遺障害 ケガで死亡または後遺障害を負った場合に補償
疾病死亡・後遺障害 病気で死亡または後遺障害を負った場合に補償
個人賠償責任 誤って他人の身体や物を傷つけてしまった場合、その損害賠償金を補償
携行品損害  スマホ、カメラなど身の回りの物が盗難に遭ったり壊れたりした場合に補償
航空機寄託手荷物遅延費用  手荷物の到着が遅れたために身の回り品を購入した場合、その費用を補償
航空機遅延費用  飛行機が遅れたために宿泊代や食事代がかかった場合、その自己負担分を補償
偶然事故対応費用 偶然の事故に巻き込まれたために別途自己負担した費用を補償

繰り返しになりますが、1番重要な補償は疾病・傷害治療費用の補償です!病気や怪我など海外でも発生する確率が高い上、病院にかかると治療費が高額になってしまいます。

 

海外旅行保険に加入するときは、病気や怪我のときいくら補償されるかを必ず確認するようにしましょう!海外旅行保険の入り方については、こちらで詳しく解説していますのであせてチェックしてみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました!次回もぜひご覧ください!

  • この記事を書いた人

たかやん@マイル先生

『マイル先生のブログ』の中の人です!陸マイラー歴5年。ANA&JALマイルを中心に大量のマイルを貯めてます。マイルの貯め方や使い方、旅行に関するお得な情報を発信中!\Follow Me!!/

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